地獄の歩き方

 以前ご紹介しました教育漫画、「地獄と極楽」。

 

honkosokoso.hatenablog.com

 

それと合わせて読みたいような楽しい本を見つけました。

 

 

「地獄の歩き方」

八大地獄、六道、小地獄など項目に分かれて、しっかりと、しかしユーモラスに紹介されている「地獄ガイドブック」。

こちらをメインテキストとして地獄の構造を学んだあとで、「地獄と極楽」でストーリー形式でおさらいすると、非常によく頭に入りそうです。

 

二冊とも怖い事柄もぼかさずにしっかりと描かれていますが、ただ恐怖心をあおるだけではない。そのあたりのバランスが絶妙です。

 

小2の息子は、「地獄って本当には無いよね?」と、少しだけ不安げに聞いてきたりもしました。

この手の疑問に対して、どのようなスタンスで答えるか。すごく難しいです。信仰心を全否定することなく、かといって特定の宗教への信仰を植え付けることなく、正しい知識を身につけて欲しいと思っているのですが。私自身が何の宗教も信じておらず、宗教についての知識もほとんどないので、自分の中に何の答えも無い。

息子の質問に対しては、答えを与えるのではなく、一緒に考えていろいろと意見を言い合いました。

「悪いことをしたら地獄に行くって信じさせておけば、みんなが悪いことをしなくなって、良い世界になると思ったから地獄の話をみんなに信じさせたんじゃない?」

というのが息子の結論。私も同じような考え。

フィンランド・メソッドで本が好きになる 小学生100冊読書日記

フィンランド・メソッドで本が好きになる 

小学生100冊読書日記

 

 

小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる (RYU SELECTION)

小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる (RYU SELECTION)

 

 

 

小学生向けの読書記録ノートです。

普通の読書日記と違うところは、読むべき本100冊がリスト化されていること。

この100冊がかなり幅広く、「いやいやえん」のような幼年童話から、羅生門といった古典的な文学作品まで。

小学3年生からを対象としているそうですが、すべてを制覇するには数年かかることでしょう。

 

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100冊分の記録スペース。

 

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そして、100冊分の表紙シールが附属しています。読んだ本の表紙シールを記録欄に貼り付けるシステムになっています。このずらりと並んだシールたちが可愛くて、子供ならずともテンションが上がります。

 

来年小3になる息子にどうかな?と思って購入したのですが、息子はこの本に載っている100冊のラインナップにはあまり興味を示さず。

やっぱりか。物語よりも、図鑑や雑学・知識系の本を好む男子には無理もないことでしょう。

 

それならば。

私がつけようではないか、この100冊読書日記。

 

私が積極的に本を読むようになったのは高校生以降の事で、しかも子供向けの本はほとんど読んでこなかった。

このリストの中ですでに読んでいるのは「星の王子様」、「羅生門」、「100万回生きたねこ」

あとは息子に読み聞かせた「ホームランを打ったことのない君に」、「いやいやえん」、「もったいないばあさん」ぐらいかな。

 

今まで触れることなく過ごしてきた児童文学の世界へ、おばさんだけど飛び込んでみようと思います。

楽しみ。図書館フル活用だな。 

地獄と極楽

面白い(?)本を見つけましたのでご紹介します。

 

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地獄と極楽

表紙がすでに面白い。

 

この本を購入したのは、とあるお寺の近くのお土産屋さん。

息子が見つけて立ち読みをはじめ、その場から動かなくなってしまったので買ってあげることに。・・・正直、私も読みたかったしね。

 

 

地獄えぐすぎる

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地獄に訪れた主人公が見たものは。

 

棒でたたき潰される人たち。ノコギリで体を薪のように斬られる人たち。グツグツ煮えたぎった油の中に放り込まれる人たち…。

これでもかという残酷描写のオンパレードです。

 

精神的に潔癖な子供ならば、トラウマになってしまうかもしれません。

普段から漫画が大好きな小学生の息子は、ゲラゲラ笑いながら読んでいましたけれど。

 

 

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このように、一度は地獄に落とされた者が家族の供養によって救われるシーンが繰り返し出てきます。

法事をすることによって、亡くなった家族が地獄でひどい目にあっているところから救うことが出来るとは。仏教徒ではない私にはそのような認識がなかったので、とても印象に残りました。

 

恐怖心を植え付けかねない内容は賛否ありそうですが、気軽に仏教の知識を得ることが出来る良書だと思います。

 

 

 

他の作品も気になる!

 

この本を発行している「株式会社大道社」さんのホームページを拝見しました。

 

商品一覧

 

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面白そう〜!! 

特に、「おしゃかさま」の絵がかわいくて好き!

 

 

 

ゲームとの付き合い方

テレビなし育児を実践している方、ゲームとはどのように付き合っていますか?

 

我が家の現状はこんな感じです。

 

 

ゲームは時間を決めて

息子が持っているゲーム機はニンテンドー3DSだけです。

小学校に入学する少し前に買い与えました。

DSを持たせる前に、使用時間についてはきちんと約束しました。

 

ゲームは1日1時間まで。

 

続けて1時間やってもいいし、時間を区切って合計1時間にしてもいい。

学校に行く日は、朝に30分・下校後に30分やってることが多いですね。

 

初めのころは「もっとやりたい」と少々駄々をこねたこともありましたが、例外は認めずきちんと時間は守らせました。

今では、「限られた時間の中でどのようにゲームを進めるか」も含めて楽しんでいる様子です。

 

 

 

息子の好きなゲーム

 

「とびだせ どうぶつの森

 

「ハッピーホームデザイナー」

 

トモダチコレクション 新生活」

 

など、コツコツ積み上げる系のゲームが好きなようです。

 

ものすごく分厚い攻略本をボロボロになるまで読み込みながら、一生懸命進めています。

 

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(ボロッボロやん)

 

 

ルールを決めた上で遊ばせるのならば、ゲームは害悪ではないと感じています。

それどころか、息子はゲームを通して計画性や時間管理能力を身につけています。

 

友達の家に行ったときはテレビゲームもさせてもらっているようです。

小学生以上の子供にとっては、コミュニケーションツールとしてもゲームは有効です。

 

 

やっぱりゲームは魅力的

我が家ではテレビなし育児は余裕で実践できていますが、ゲームなし育児となるととうてい無理そうです。

 

その理由はとてもとても単純で、うちの子供がテレビは好きじゃないけれど、ゲームは好きだから。それだけ。

 

テレビに替わる楽しいものなんていくらでも思いつくけれど、ゲームに替わるものと言われると難しい。

やっぱりゲームって、子供にとって本当に魅力的なコンテンツなんだと思います。

(つまり逆に言うと本当にテレビオワコンということでしょうか)

テレビが苦手な原因は、聴覚過敏?

私はたぶん、人よりも耳が敏感です。

そして、小2の息子も私と同じく、敏感な聴覚の持ち主のようです。

 

私と息子がテレビを好きになれなかった理由は、もしかしたらこの敏感な聴覚のせいでもあるのかもしれないな、と思うのです。

 

 

聴覚過敏かも?

ja.wikipedia.org

 

上記リンクにもあるように、単純に耳の機能の問題だけではなく、精神的な要素が大きいようです。

 

 

 

私の聴覚に関する特徴

 

物音が気になって眠れない。少しの物音でも目が覚めてしまう。

これは息子にもあてはまる特徴です。秒針が音を立てるタイプの時計なんかは絶対に使えません。

 

同時に2つ以上の音声情報を与えられると異常にイライラする。

・同時に2人から話しかけられる

・音楽を聴いているときに話しかけられる

などの状況が、本当にダメです。無性にイライラして頭がおかしくなりそうです。

 

 

子供の声、カン高い女性の声、大人数の笑い声が苦手。

これに関しては、若いころは大丈夫だったのにどんどん苦手になってきています。

居酒屋なんかも昔は行けたけれど、もう絶対に行けないだろうなと思っています。

 

 

人の咳払いや鼻をすする音が気になって仕方がない。

これが自分でも不思議なんですが、我慢しても出てしまうような咳やくしゃみに対しては別に気にならないのです。

ひんぱんに咳払いするオジサンは本当に嫌です。

 

 

音感が優れている。耳コピで楽器の演奏をするのが得意。

この特徴も、息子にもあてはまります。

聴覚過敏と関係があるのかはよくわかりませんが。

 

 

 

余計な音はいらない

音楽は好きなので積極的に聴きますが、いわゆるBGM的な「聞き流し」はしません。

というか、出来ないのです。音があると意識がそちらに向いてしまうので。

 

我が家には現在テレビはありませんが、テレビがあった頃も、見ていないのにつけっぱなしにするということは決してありませんでした。

 

そして、教育テレビやアニメは時々は見ていましたが、バラエティ番組などはいっさい見ませんでした。

スタジオの中に何人もの人がいて、いっせいに声を出されたり大きな笑い声が起こったりするのがうるさくてたまらないからです。

 

ラジオもFMの音楽番組のようにDJが一人で喋っているだけならまだ大丈夫。

AMラジオにありがちな、複数人でのトークが中心の番組は聞きたくないです。

 

余計な音が耳にまとわりついている状態は、まるで目の前でずっと羽虫が飛び続けているようなうっとおしさを感じます。

 

治療法はあるの?

私の場合は、騒音を避けた生活を心掛けてさえいれば、日常生活にはいっさい支障のないレベルです。

日常の何気ない物音にさえも耐えられないレベルの重症になると、治療も必要になってくるでしょう。

まずは耳鼻科で耳の器質的な検査を受けてから、改善が見られなければ精神科の領域になることが一般的なようです。

 

 

男子小学生が激ハマり! 「最強王図鑑」シリーズ 

 

「最強王図鑑」シリーズとは?

本屋の児童書コーナーを陣取る、「バトルもの」たち。

その中でも最近のブームの元祖とも言えそうなのが、Gattkenから出ている「最強王図鑑」シリーズです。

 

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我が家の本棚。この背表紙のクタクタ具合だけでも、どれだけ読み込まれているかが分かりますね。

 

現在創刊されているのは、この7巻!

  1. 動物最強王図鑑

  2. 絶滅動物最強王図鑑

  3. 恐竜最強王図鑑

  4. 妖怪最強王図鑑

  5. 幻獣最強王図鑑

  6. 昆虫最強王図鑑

  7. 異種最強王図鑑

 

 

親として、おすすめできる点

 

子供にはしっかりと物語系の本を読んでほしいとお思いの親御さんの中には、このようなエンタメ色の強い作品を嫌う方も少なくないと思います。

実際、私もそうでした。

 

しかし、この本の持つ「子供の心を引き込む力」は本当にすごい。

 

わが子がこの本をきっかけに得た知識量はすさまじいです。

 

動物、恐竜、昆虫などの生き物全般について詳しくなったのはもちろん、

地域伝承や世界の神話についての雑学的な知識も増えている。

なんでそんなこと知ってるの?と訊くと、妖怪や幻獣の最強王シリーズに載っていたと。

 

これをきっかけに、読書の楽しさに目覚める子供もたくさんいることでしょう。

 

 

小2息子が選んだ、最強の「最強王図鑑」は・・・

 

息子曰く、一番面白いのはシリーズの元祖でもある「動物最強王図鑑」だそう。

理由は・・・?

 

「一番戦いの内容がリアル! クズリを好きになったきっかけの本だから」

 

逆にあまりお勧めでないのは、「異種」だそうです。

 

「虫が人間サイズになって恐竜と戦うとか、ちょっとよくわからん」

 

ですって。なるほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビを捨ててNHK解約

観ていなくても払わなければならないとされている、NHK受信料。

しかし、受信機がない状態ならば、さすがに解約出来ます。

 

 

 

 

 

 

NHK受信機とは

受信機とは、NHKの放送を受信できる設備。

テレビはもちろん、ワンセグつきスマホや、チューナーが搭載されたカーナビやパソコンさえも受信機にあたります。

 

 

 

受信機がないなら、解約手続きを!

我が家は3か月ほど前にテレビを廃棄し、受信機がない状態になりました。

なので、さっそくNHKの解約手続きを・・・

 

 

NHKのホームページを確認するも、解約手続きの事はどこにも書いていません。

 

どこに問い合わせればよいのかも分かりませんでしたが、インターネットで調べた情報をもとに「NHKふれあいセンター」というところに電話をかけました。

 

 

 

解約窓口は「ふれあいセンター」

サービス向上の為に通話を録音させて頂きます、というようなガイダンス音声が流れた後、担当者と繋がりました。

ちなみに、土日も電話の受付はしているようです。

 

「テレビを処分したので解約させてください」

 

というと、いつ捨てたのか、どのような方法で処分したのか、というようなことを聞かれました。我が家はリサイクルショップに持ち込んで処分しましたので、正直にそのことを話すだけです。

 

カーナビはあるか? ワンセグは? と訊かれます。ないと答えます。

 

今後、テレビを購入する予定はあるか?と訊かれたので、ありませんと答えます。

 

そうすると、意外なほどすんなりと相手方は応じてくれました。

 

 

 

解約届が届いたら・・・

1週間ほどして、解約届が郵送されてきます。

 

「テレビ撤去の場合は、リサイクル券等の写しもご提出ください」

との記述があります。リサイクルショップに持ち込んだ際の控えをコピーして貼り付けます。

 

必要事項に記入し、署名・押印をして返送。これで解約手続きは終了です。

 

もっと手こずるのかと思いきや、拍子抜けしてしまうほど簡単に解約が出来てしまいました。

 

晴れてNHKとの契約が解除された我が家。

契約をしていない状態になったわけだから、しばらくするとまたあの悪名高い“集金人”がやってくるのでしょうか?

 

今後、どうなるかは分かりませんが、とりあえず一旦は何の問題もなくスムーズに解約出来ましたよ、というお話です。