地獄の歩き方
以前ご紹介しました教育漫画、「地獄と極楽」。
それと合わせて読みたいような楽しい本を見つけました。
「地獄の歩き方」
八大地獄、六道、小地獄など項目に分かれて、しっかりと、しかしユーモラスに紹介されている「地獄ガイドブック」。
こちらをメインテキストとして地獄の構造を学んだあとで、「地獄と極楽」でストーリー形式でおさらいすると、非常によく頭に入りそうです。
二冊とも怖い事柄もぼかさずにしっかりと描かれていますが、ただ恐怖心をあおるだけではない。そのあたりのバランスが絶妙です。
小2の息子は、「地獄って本当には無いよね?」と、少しだけ不安げに聞いてきたりもしました。
この手の疑問に対して、どのようなスタンスで答えるか。すごく難しいです。信仰心を全否定することなく、かといって特定の宗教への信仰を植え付けることなく、正しい知識を身につけて欲しいと思っているのですが。私自身が何の宗教も信じておらず、宗教についての知識もほとんどないので、自分の中に何の答えも無い。
息子の質問に対しては、答えを与えるのではなく、一緒に考えていろいろと意見を言い合いました。
「悪いことをしたら地獄に行くって信じさせておけば、みんなが悪いことをしなくなって、良い世界になると思ったから地獄の話をみんなに信じさせたんじゃない?」
というのが息子の結論。私も同じような考え。